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気づけば名を呼んでいて、近くの看護師さんが異変に気づいたようで





『大丈夫かっ？』





「…はぁ…っ…はぁ…」






気づけば、謎の発作で息が切れている私と、慌てて走って駆けつけてきてくれて息が切れてる柊先生がいた。





安堵に不安が少し交じる…。





『どうした？何があった？』





私の背中を擦りながら、柊先生は必死に話しかけてくる。





目から涙は零れ続け、顔は紅潮。





とにかく顔を隠したくて、頭を膝に当てた。





『とりあえず病室戻るぞ。』