テキストサイズ

ねぇもう嫌・・・

第6章 多目的室




「次、管入れていくね。痛くないからね。」


先生の左手がソコに触れた。


「ッ…」


完全に敏感なソコは手が触れただけで疼いてしまう。


「ゆっくり深呼吸だよ。」と、看護師が言う。


全てを振り切ってこの場から去ろうにも、今の自分の状態を顧みれば、どうすることもできなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ