テキストサイズ

ねぇもう嫌・・・

第23章 夢のようで 涙はきっと現実


段々呼吸も治まってきて、服装も病衣に戻った。



「結果は柊先生に渡しておくから、病室戻ってもいいよっ。お疲れ様。」



「ありがとうございました。」




帰り道の廊下は西日に照らされてオレンジ色。



「あっ」


あの場所に暁くんがいた。


でも、疲れてるし少し休みたい気分…


話したかったけど、今日はいいかな。


私はそのまま素通りして病室に戻った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ