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『ひなちゃん力抜いてごらん。』




「っ…」




先生が病衣を開いて、左右にまとめた。




そのせいで私の体は露だ…




寒くはないのに鳥肌が立ち、同時に恥ずかしさが募る。




『ひなちゃん入れるよ？』




『ありがとう。そのまま動かないようにね』




佐藤先生は足をポンポンと触ると、また奥へ消えていった。




「…」




相変わらず先生は何も喋らないまま。




「…」


足を閉じようと思ったけれど、ベルトのせいで全く動かない。




先生が隣にいるだけでこんなに苦しいの…。