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ねぇもう嫌・・・

第25章 天邪鬼(アマノジャク)









前も思ったけど、私は逃げ道があるなら率先して行く方。







柊先生の奥に見える病室の扉に目を向ける。






ある考えがぽっと浮かんだ。







『じゃあ行ってきて。







終わったら俺の診察室に来て。







やり方忘れちゃって出来なかったら、







無理にやらないで俺のとこに来て?






そしたらまたイチから教えるから。』







柊先生に背中を押されて、私はトイレに向かった。







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