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ねぇもう嫌・・・

第25章 天邪鬼(アマノジャク)









扉を開け、俯いたまま中に入る。







診察室での診察は何時(イツ)ぶりだろう。







ポケットに入れたスマホがマナーモードかどうかをそれとなく確認して、さっと丸椅子に座る。







『ちゃんとできた?』







予想してた質問。







「うん。」







少し頷いてそのまま俯く。







…気まずい。







その場凌ぎの嘘















…のつもりだった、。














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