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卑怯なボクは深海魚

第1章 見なかった事には出来ない


先輩の――――…首が項垂れる




手にしていたお菓子は…すでに先輩の手を離れ




地面にグシャグシャな状態で落ちていた







――――ボクは自分の【欲】がここまでボクを動かすとは思わなかった…




卑怯で――――…最低な…【欲】の衝動だと…自分でも解っている…




でも、先輩を今だけでも手に入れたくて――――…



そんな恐ろしい事を考えた――――









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