卑怯なボクは深海魚
第14章 これは…デートですか?
それから…
夏休み中――――先輩との他愛ないやり取りは毎日の様に続いた
受験生と言うこともあり勉強の邪魔はしたくはないけど…
繋がっていたいから…LINEや電話は欠かさなかった
――――…///なんか、付き合ってるって感じが…する…
なんて、ボクだけが思っているかもしれないけど…それだけでボクは幸せ――――…
たまに――――…ごく…たまに、電話でイヤらしい事を要求されて…ボクだけが気持ちよくなったりするけど――――…
先輩は――――…どうなんだろう?からかっているのかな?
ボクの事を…気持ち悪いとか…思ってたりしないかな?
でも――――…
///電話での…ボクへのエッチな指令は…先輩発進の時が多い気がする!?
自惚れかな?
ボクは目の前の課題にため息をつきながらにらめっこする…
バイトしながら…この量…終わるかな…
先輩の事を考えたくなくて始めたバイトだったけど…
それが理由で先輩と付き合う事が出来たのは…皮肉と言えば皮肉である…