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卑怯なボクは深海魚

第14章 これは…デートですか?


「ちょっ、健太!声デカイ!」


動揺して大声で彼氏の事を問い詰めるボクに先輩は慌てて口を塞ごうとする!



「バカ!こっち来い!!」




ボクは、先輩のまさかの“彼氏”発言にこらえていた涙がボロボロと溢れ出し場所もわきまえず大泣きし出した!



それを見かねた先輩が、ボクの手を引き裏路地に連れていく!




「おい!お前――――…何を勘違いしてんだよ!」




「///うっ…うっ…だって――――…先輩が…恋人…いるって!!これから、会う予定だって!」




「はあ?――――…は?お前の中で俺って…恋人じゃなかったのかよ!!?」




――――…は?



「おい――――…なんだ?そのキョトン顔…


俺――――…言ったよな?健太が///好きだって…付き合おって!」




///――――…え…あれ…冗談じゃなかったの?


ええ――――!?ボクをからかったんじゃないの?!







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