テキストサイズ

卑怯なボクは深海魚

第2章 止まらぬ震え


「///春太――――…くすぐったいよ…」



「――――…ん、良い匂い…」




俺は彼女の首に顔を寄せる…



くさい――――…


本当は…彼女の着けているコロンの香りが苦手だ


男受けが良いらしいが……


彼氏が嫌がってるって、彼女は知らない



苦手な匂いだがそんなの今までどうでも良かった



彼女を抱けさえすれば――――…匂いなんて


二の次だから




でも――――…なんで今日に限って…そんなこと気になるのか…自分でもよく解らない



ストーリーメニュー

TOPTOPへ