卑怯なボクは深海魚
第2章 止まらぬ震え
学校で1番可愛い子ではあるが――――…
この子は、プライドが高い…
多分…俺を自分を高める道具の1つにしか思っていないだろう…
“好き?”とか“愛してる?”
って、すぐ聞きたがるし…自分でもよく言う
その言葉は――――…
そんなに軽々しく口にして良いものなのだろうか…
胸の内を――――…そんなにさらけ出して…恥ずかしくないのだろうか
「///――――春太…好き…だよ」
「…――――…さなちゃん…可愛い」
俺は、彼女の作ったお弁当を床に置き――――…彼女の肩を抱く
「///春太…ここ――――…屋上…」
「誰もいないし……可愛い…さなちゃんに触れたくなった」
頬に手を伸ばす――――…
この時…手の震えは止まってくれる…
震えMAXじゃないときは…彼女を使って震えを止める――――…
性的興奮が手っ取り早い震えの対処法ってのは…
案外早い段階で気がついた…
それは、オナニーで解った事だったけど…
今はオナニーより生身の女が目の前に要るんだ…
使うだろ?普通――――…