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卑怯なボクは深海魚

第3章 戻らぬ日常


「よっ、辻山!風邪大丈夫か~!」



「あぁ…メールさんきゅうな」




学校に行くと――――…2日前と変わらぬ風景にボクはホッと胸を撫で下ろした



変な噂は1つもなく…クラスの皆はいつも通りボクに接してくれている



ボクの心配は――――…取り越し苦労だったのか…



だが――――…




教室の雰囲気や風景は見慣れたものだったが――――…ボクの心は…ざわついていた…







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