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卑怯なボクは深海魚

第3章 戻らぬ日常


ボクは少しサッカー部の練習を眺め――――…



直ぐに…歩きだした




先輩には…


こんなボクの八つ当たり…


痛くも痒くもないんだろうけど――――…ましてや、ボクの姿なんか見えていないだろうなぁ




そんな寂しいことを考えると…



涙が滲んでくる



――――…ダメだ…



もう、終わったのだから――――――――…






ボクはそのまま――――…振り替えることなく




学校を後にした…




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