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卑怯なボクは深海魚

第4章 不愉快なオアシス


練習が終わり――――…最終確認を監督とコーチとし


部室を後にした――――…



部室に鍵をかけ…職員室に鍵を返しに行くと



何人かの先生に、明日の試合頑張れと声をかけられた


練習でヘトヘト――――…


お腹もペコペコ――――…


連勝のプレッシャーもあり…笑顔なんか作りたくないのに…


俺は笑顔で「はい!頑張ります!」と、心にもない事を平気で言った



――――…頑張れって…これ以上…



何をどう…頑張れば



あんたはら、満足するんだよ







職員室を出るときには…




手の震えは――――…痺れになっていた





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