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卑怯なボクは深海魚

第5章 動き出す関係


残り少ない時間だがボクは屋上に向かった



気分転換したかった







本当は…






――――…先輩が見た…今日の空も見たかった



最近…うつ向いてばかりいた気がしたから







ボクは屋上の扉を勢いよく開けた――――…














「あっ…」







――――――――――――…なんで…







ボクはここに来た事を…後悔した




そこには…




長谷川 春太先輩が




ボクを真っ直ぐ見ていたのだから…




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