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隣の芝生

第1章 後――――…




父さんの後頭部に――――…



居間にあった花瓶を振り下ろす…







ガシャン





音がして花瓶ば粉々になり父さんの頭に破片が飛び散った





「うぁ!」





父さんが唸りこちらを振り向いた事に…



俺は舌打ちをし…一回では死なないのか…と、うんざりした




しょうがないから



書斎にあったゴルフバッグの中から適当に掴んだクラブを



躊躇う事なく父さんに向かってスイングした





俺のスイングは父さんの顎にヒットし――――…




グシュ、ブチ!ッ!




と――――…手応えのある音を響かせた








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