部屋の窓
第2章 待ち合わせ
次の日―
朝家を出る時に
偶然、悠斗と
鉢合わせになった。
悠斗は自転車に跨がり
“舞柚ちゃんおはよ”
と一言言うと
私の返事も待たず自転車を走らせた。
「あ、ちょっと待っ……」
駅まで一緒に
と、思っていたのに
悠斗は先に
行ってしまった。
慣れない町並み。
駅までの道は
調べたけど
やっぱり不安だ。
ここで右に
曲がるんだっけ…
信号まちで
止まっていると
道路を渡った先にあるコンビニの前で
手を振りながら
立っている悠斗に気がついた。
え?
私に振ってるの??
青になり
道路を渡る。
「舞柚ちゃん待ってたよ!駅まで一緒に行かない?」
悠斗は自転車から降りると
押して歩きだした。
朝家を出る時に
偶然、悠斗と
鉢合わせになった。
悠斗は自転車に跨がり
“舞柚ちゃんおはよ”
と一言言うと
私の返事も待たず自転車を走らせた。
「あ、ちょっと待っ……」
駅まで一緒に
と、思っていたのに
悠斗は先に
行ってしまった。
慣れない町並み。
駅までの道は
調べたけど
やっぱり不安だ。
ここで右に
曲がるんだっけ…
信号まちで
止まっていると
道路を渡った先にあるコンビニの前で
手を振りながら
立っている悠斗に気がついた。
え?
私に振ってるの??
青になり
道路を渡る。
「舞柚ちゃん待ってたよ!駅まで一緒に行かない?」
悠斗は自転車から降りると
押して歩きだした。