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花街 亜弓 ことアミはその中でもぶっちぎりの愛らしさと華やかさを併せ持ち、系列店含めてもトップの売り上げを叩き出す生きる伝説状態の子。

ファンも多い。

そのファンのいたずらかと思ってたんだけど。

昨日の話を聞いて、もしや……あれは本当の父親なんじゃないかと予感した。

「これはまずいな……」

ふぅと息をついて、ベットから降りる。
これはアミちゃんことあゆちゃんを愛するみんなに相談案件だな。

昨日飲んでいた部屋に行くと、既にあゆちゃんとオレ以外は揃っていた。

「あぁ、アカリ。おはようございます。朝食はいりますか？」

「うん、ありがと。貰おうかな」

これはチャンスだ。お姫様が眠りから覚める前に……。

「ねぇ、ちょっと相談」

そう切り出して、オレは全てを話した。