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秘密の裏山

第1章 秘密の裏山

可愛い、メチャ可愛い。ずっとこのコと会いたい。でも他の男とセックスするのはイヤだな。ボクがしたい・・バカ、ボクの娘なんだぞ。自分の子供を相手に何を考えているんだ。

いろいろ知ってかなり動揺していたのだろう。ボクの頭の中にいろんな想いが駆け巡ってワケ分からなくなる。

女のコを見ると段々と姿が薄くなっている。

「パパはもう妖精に会うことができないみたい。でも、最後にパパに会えてよかった」

女のコの姿は見えなくなって声だけが聞こえてくる。

そうか、ボクの心はもうピュアじゃなくなっていたんだ。それを知っていたからさっき物哀しい顔をしたんだ。

「元気でね、パパ・・」

もう女のコのは完全に見えなくなり、声も聞こえなくなった。

それからボクは小学校を卒業して中学生になった。中学生になってからも時々裏山へ行ってみたが、お姉さんにも娘にも会えることはなかった。分かってはいるんだけど、会いたいな・・

ボクはもう裏山でオナニーをすることはやめた。娘がいる場所を汚したくなかった。

そして時は過ぎ・・

チリリ~ン。
風鈴が心地好い音色を奏でる中でボクはオナニーをする。風鈴の音色があの時のお姉さんを思い出させる。だから風鈴を吊るしてるんだけど。
もう一度お姉さんを抱きたい、お姉さんを想いながらボクは絶頂を迎えた。

社会人になって一人暮らしを始めたボクは毎晩のようにあの時のお姉さんを想ってオナニーをしてしまう。

そして故郷へ帰る時には必ず裏山に行く。
もうお姉さんや娘に会えないのは分かっているけど、少しでも同じ空気を感じていたいから。

時々、すべては夢だったのではないかと思うこともあるが、夢ではない。お姉さんのぬくもりはまだボクの体に残っているから。

もちろん、もう裏山でオナニーはしない。

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裏山では3人の妖精が嬉しそうにボクを見ている。もちろんボクには見えていない。
あの時ボクとセックスをした妖精、ボクの娘もすっかり大きくなっている。そして幼い妖精が娘と手を繋いでいる。

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