5色の星☆アソート
第14章 HB 潤くん(2013) MN2 潤
ぐったりしてるカズの横に寄り添い、短くなった髪を指で梳いてやる。
満ち足りた表情で 俺を見る瞳が潤んでいるのに幸せを感じる。
何度も何度も 好きだと口にするのは 軽いって思われるかな
でも カズの顔を見るたびに 好きだよ、と言いたくなるんだ
今度は 自分の口をふさぐために、カズのこめかみに唇を押し当てた
嵐としての この夏の活動は この上なく充実しているし、俺個人としても もう少ししたら 映画のプロモも始まる。
年末まで 休む暇なく駆け抜ける感じだけど カズと一緒の仕事も多く、忙しいながらも 楽しい時間が約束される予感がする。
これから始まる本格的な夏に備え、体調管理だけはしっかりしないとな、と心引き締める俺。
季節の変わり目には いつも体調を崩しがちになるけど、今年は体も心も充実してる
大丈夫、このままいける
その時の俺は、この幸せには何の障害もない、と自信満々だった。
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