
5色の星☆アソート
第24章 ALIVE SM 6 翔
「そう、だよね・・・ごめん、急にこんなこと言って・・・」
「お前さ・・・昔は俺の後ろばっかりついて来てたのに・・・いつの間にか 離れてたよな。そうだ、ある日、楽屋に入って いつも通り挨拶したら すげーぶっきら棒になってたんだけど・・・お前、覚えてる?」
「勿論覚えてるよ・・・あれは・・・俺なりに考えるとこがあって・・・」
「・・・そりゃ、お前の事だから、気まぐれでやったんじゃない、ってことはわかってるつもりだけど。その、考えだって、一言相談してくれればいいのに・・・って。当時の俺、ずいぶん悩んだんだぜ?」
「ごめん・・・」
「ま、今更だよな。だから過去の事はいい。今の話をしよう。
今のお前の正直な気持ちを聞かせて欲しい」
