
5色の星☆アソート
第6章 目覚めたら SN1 翔
みんなが起き出す前に自分の部屋に戻ったほうがいい、と言われて すごすご自分の部屋に戻る。
勿論 もう眠気なんて吹っ飛んで、昨日の記憶を掘り起こそうとしたけど・・・
だめだ・・・
智くんの部屋で飲んでるとこまでしか思い出せない・・・
その後 俺は ニノとあんなことやこんなことを・・・?
さ、さ、最後までイタしてしまったんだろうか・・・
もしもそうなら 記憶の一片もないのは勿体なさすぎる・・・
・・・なんて、この期に及んで俺って奴は・・・!
だけど どれだけ雑念を払おうとしても頭に浮かんでくるのは さっきベッドの中で抱き寄せたニノの細い肩や滑らかな背中ばかり。
知らないうちに さっき目にした薄い胸の詳細まで思い出そうとしている自分がいる。
