
5色の星☆アソート
第40章 インロックと合鍵と俺 SN1 翔
1-1
ニノと二人での家呑みは 久しぶり
絶好調超に楽しくて
アルコールに強いという自負がある俺も
ついつい呑み過ぎてしまったみたいだ
気が付けば結構な酔いを感じ
立ち上がる時には床がふわっと沈むような感覚
バランスを崩しそうになって苦笑いする
「おっと・・・」
「大丈夫?珍しいね、いつも強いのに」
残念ながら こんな時に
“ ニノと二人きりだから つい呑みすぎて・・・ ”
なんて事をさらっと言える俺じゃない
「ここんとこ忙しかったからなぁ・・・」
「翔ちゃんの忙しいのは年がら年中じゃん。
ワーカーホリックの自覚あるよね?」
「まぁ・・当たらずとも遠からず・・・」
「いや、ど真ん中に当たってるでしょ」
