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5色の星☆アソート

第40章 インロックと合鍵と俺 SN1 翔 



「じゃあね、ご馳走様でした。ありがと」
「おやすみ、気をつけて」

「うん、またね、・・おやすみ翔ちゃん」
「・・・おやすみ///」


俺の名前を聞かれないようにという配慮なのか
耳元に顔を寄せ 小声で告げられる別れの挨拶に
ドキッとしたりして


ニノを乗せた車が遠ざかって行き
角を曲がって見えなくなる

宣言通り律儀に手を振って見送った俺は
マンションに入ろうとして
ハッとした




「・・・鍵・・・」






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