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5色の星☆アソート

第41章 インロックと合鍵と俺 SN2 翔



「翔ちゃ・・」


言いたい事が沢山ありすぎて
溢れる想いは形にならないまま

俺はニノを抱く手に一層の力を込める


「・・どうしたの? 気持ち悪い?」


驚きと心配が滲む問いかけに
黙って首を振る


「・・じゃあ・・・酔ってるせい・・・?」


違う、と首を振りかけ
いっそ好きだといってしまおうか、
なんて考えたけど

あぁ、そんな事を言っても
ニノを困らせるだけだ、と思い直す






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