
5色の星☆アソート
第42章 インロックと合鍵と俺 SN3 翔
雑誌のインタビューを数社分熟し
その日も夜が更けるまで働いた
こんな日に限って仕事が押して
家に戻れば時刻は23時過ぎ
「つっかれたぁ・・・」
ネクタイを緩めながら考えるのは
やっぱりニノの事だ
ニノ 何してるかな
もう家に帰ってる?
家だとしたらゲームしてるよな
電話なんかしたら邪魔することになっちゃうかな
それとももしかしてもう寝てたりして?
でも 電話するって言ったのを
待っててくれたら?
その場合 俺は 連絡すると言ってバッくれる
ヤリ逃げ男みたいじゃないか?
