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5色の星☆アソート

第45章 インロックと合鍵と俺 SN6 ニノ



「よし、それじゃ今日のところは送って行くよ」
「んふふ、ありがと。鍵忘れずに持ってね」

「勿論、って・・・あの、それだけどさ。」
「ん?」

「合鍵・・・持っててくんねぇ?
そしたらまた万が一インロックした時でも安心だから」
「貴方またインロックする気なの?」

「勿論、しようとなんて思ってないけどさ、
ほら、備えあれば憂いなし、ってヤツで」
「もしもの時には また俺んち来ればいいじゃないよ」

「へ?」
「それって もう俺んちには来たくない、って事なの?」

「まままままさか・・・、だけど・・・だけど・・・」



俺がこんな事言いだすなんて思ってもいなかったんだろうね
焦りまくった後で 翔ちゃんががっくりと肩を落とした






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