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5色の星☆アソート

第45章 インロックと合鍵と俺 SN6 ニノ



「じゃ、じゃあ・・・この話は無かった事に・・・・・・」


翔ちゃんってこういう時に
もう一押しが出来ないんだよね


のろのろとポケットに仕舞おうとする鍵を
素早くひったくって 
代わりに 用意しておいた俺んちの合鍵を
その手の中にむぎゅっと押し込む


「えっ?」


「やっぱ貰っとく。翔ちゃんも インロックなんか口実にしなくても
いつでも来ていいからね」
「あ・・ありがと・・・」


呆然と手の中の合鍵を見つめる翔ちゃん





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