
5色の星☆アソート
第51章 夢落ち3 金曜日夜 看護師 相葉くん
こんな所までのこのこついて来た自分をぶん殴りたくなった
俺は自分から狼・・イヤ、悪魔の罠に飛び込んでしまったんだ
ここまで来て、やっと
“ 逆らえば小春ちゃんの命の保証は無いぞ ”と言われてる事に気づいた
そして、気づいてしまったからには 従うしかない
ないけども・・・
最後に、一縷の望みにかけるように
「あの・・・冗談じゃ・・・」
と、言いかけてみたけど 鋭い視線で黙殺され
顎でクイっと、ベッドを指される
望みを失った俺は 覚悟を決めて
着ていたバスローブを床に落とし
二宮先生の遠慮ない視線を一身に受けながら
ベッドに横たわった
