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5色の星☆アソート

第53章 夢落ち4 土曜日夜 二宮先生


4-3

櫻井がカップを口に運ぶ

「うん・・・美味しい、です」
「お口に合ったのなら良かった」

カップを口に運ぶ所作も上品で、
いかにもイイトコのお坊ちゃんぽい印象だけど 
それでいて ニコッと笑った顔は親しみやすく
お高く止まってるような傲慢さは見られない

その端正な横顔を ずっと眺めていたいような気もしたけど
そのうちに、コイツがこの上品な顔を歪め
欲望にまみれて啼く姿を 
早く見たいという想いが沸々と湧いてきた






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