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5色の星☆アソート

第56章 夢落ち6 モノローグ S



マネージャーに そう言うつもりだったし
なんなら、実際にそう言ったつもりだった

だけど 現実には 口からその言葉が発せられることはないままに
俺はシートに凭れ かくん、と舟を漕ぐ


バックミラーでそれを見たマネージャーが
音楽のボリュームを下げたことに
頭のどこか、片隅で気づきながらも

俺の意識は深い所に転がり落ちて行った





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