
5色の星☆アソート
第8章 目覚めたら SN3 翔
3-2
「俺と付き合って欲しいんだ・・・俺、きちんとニノと向き合うつもりだよ」
そう言った時の ニノのキョトンとした顔・・・
「翔、ちゃん・・・何言ってんの・・・?」
「あ、勿論これは俺の一方的な希望だから、ニノにそんな気がないならそれで全然構わないけど・・・、てか、そうだよなー、普通は考えられないよな、そんなこと・・・
はは・・・俺、何言ってんだろ、ごめん・・・」
「だって・・・翔ちゃんは・・・大野さんが好きなんじゃないの?」
「え?俺?智くん?何で?」
「何で、って・・・なんとなく、だけど・・・見てればわかるってゆーか・・・」
「智くんのことは好きだし尊敬してるし頼りにもしてるけど・・・恋愛感情とは違うよ?」
「え・・・そう、なの・・・・・・?」
「俺はニノのこと大事にしたい・・・」
「翔ちゃん・・・」
