
5色の星☆アソート
第8章 目覚めたら SN3 翔
「ジョーダンやめてよね!」って 哂われることも覚悟してたけど、
意外にもニノはOKしてくれた。
ここから二人の1ページが始まる・・・
そう思うと柄にもなくちょっと照れくさいような甘やかな気持ちになる俺だった
と、言っても 二人共殺人的に忙しいスケジュールに追われて デートもままならない。
タイミング悪かったな・・・
ニノは映画のプロモ活動が本格的になり 怒涛の勢いで雑誌の取材や撮影をこなしながら あちこち飛び回っている。
普段はメールのやり取りが精一杯、TV誌の取材や番組収録がある時に やっと顔を見れるくらいだ。
それでも収録の後、珍しく二人共仕事が何もない、という今日は
俺の家に来て過ごす約束をした。
なんとあのホテルでの一件以来、約1ヶ月ぶりの「密室で二人きり」
カラダもココロも期待でわくわくする。
