テキストサイズ

5色の星☆アソート

第60章 嵐王国物語2 ~様々な愛を楽しもう~



そうして 目の前にジュンジュンが立った時、
王妃はどうして王様がジュンジュンに夢中になるのか分かったような気がしました。


凛々しく、整った顔立ち。
一商人とは思えない程の気品溢れる佇まい。
しなやかながら逞しい身体つき。

そのくせ その笑顔は無邪気に少年ぽく、
まだ幼さを残す危うい魅力に溢れています

王妃は嫉妬の気持ちも忘れて その姿に見惚れてしまいました。


「王妃様・・よろしいですか?」

ジュンジュンは輝くような笑顔で王妃様に近づき、
その身体を軽々と抱き上げるとベッドの上に優しく横たえ、
そっと口づけてきました。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ