
5色の星☆アソート
第61章 嵐王国物語3 ~今、愛を歌おう~
やはり、真の愛情に勝るものなどありませんでした。
王様は若い2人がテクニックを駆使して与える以上の悦びを
何度も何度も何度でも 王妃に与えてくれたのです。
「ショーン・・愛してるよ」
「私もです・・・でも、私は何と言う事を・・・」
「いいんだ。ショーンは愛情が豊かなのだ。
その愛情は 枯れることのない泉のように
後から後から湧いて来て
私以外の者に注いでも少しも減ったりはしない。
寧ろ周りの者と愛し愛されることによって
もっと増え続けるのかもしれない
嵐王国は いつでも愛に溢れる国なのだから
それでいいのだよ」
「あぁ・・サトシーラ様・・・愛しています」
