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5色の星☆アソート

第64章 いっしょだと最高! AN3 ニノ



今までなら
相葉さんの為にコーヒーを淹れる時は
コーヒーメーカーなんかじゃなくて
ポットにお湯を沸かし、丁寧にお湯を注いでたけど
今はそんな事を落ち着いて出来そうにない

キッチンでコーヒーメーカーをセットしながら
相葉さんに気付かれないように 静かに息を吐き出し
背中で声をかける


「ごめん、話の途中だった。何だっけ」
「・・・いいよ、待ってる・・・」

「・・・・・・」


俺が色々やってるうちに話してくれればいいのに
と思いながら それでも 
氷を入れたグラスに濃い目に抽出したコーヒーを注ぎ
テーブルに置く頃には少しだけ落ち着いた気がした





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