
5色の星☆アソート
第65章 いっしょだと最高! AN4 相葉さん
昔と同じように 俺の腕の中めがけ
飛び込むようにガバッと抱き着いてくるももを
俺の方も躊躇なく力いっぱい抱きしめ
よしよしと頭を撫でる
確か俺とは20違うから 今年19になるはず
ちっちゃかったももも すっかり大人っぽく綺麗になったなぁ、
と思ってたけど
こうしてみるとやっぱりあどけない部分もあるな
「久しぶりだね、元気だった?」
「うん!雅紀にぃにも?」
「俺もすげー元気。んで、今日はどうしたの?」
「お世話になってる人のお誕生日がもうすぐだから
花束を発送してもらおうと思って来たの」
「へぇ・・・そんな気遣い出来るんだ。すごいなぁ」
「雅紀にぃには?彼女さんにお花買いに来たの?」
「こら、大人をからかうんじゃない。彼女なんていないからね」
「そうなの?じゃあももが彼女になってあげようか?」
「え?嬉しいけど ももから見たら俺なんてもうおじさんだろ?」
「そんなことないよ。雅紀にぃにはずっとカッコいいもん」
「ありがと。すげー嬉しかったから ももに花束プレゼントしちゃおうかな」
「ホント?わー、ありがとう!」
