
5色の星☆アソート
第67章 いっしょだと最高! AN6 相葉さん
そうは言ってくれるものの
せっかく笑ってくれてたニノの表情が
また少し暗くなった気がする
あ!
こ、これは もしかして
体調が悪くて元気ないんじゃなくて
ご機嫌斜めって事なのか?
ももとの事、つまり 俺に彼女がいようといまいと
そんな事に興味なんかないのに
いつまでもうだうだ言い訳じみた事を言う俺に
うんざりしてるのかな
この間言われた「重い」とか「面倒」だとかの言葉が
また俺の心臓をチクチク刺すけど
ここで負けては居られない
俺は 用意しておいたペンと短冊を
ニノにむぎゅっと押し付けた
