
5色の星☆アソート
第69章 My sweet honey SM2 潤
もともと失敗する要因なんてない料理だけど
それでも 翔くんが俺の為に作ってくれたと思うだけで
美味さ倍増
「うん、美味い」
「だろー?俺も流行りの料理男子になって来たかなぁ」
「うふふ・・そうかもね」
「あぁ、だけど潤のローストビーフ、さすがの激ウマだよ。
俺なんかまだまだ足元にも及ばないな」
「ありがと。簡単なんだけど がっつり肉食べたいときに良いよね」
「うんうん、美味い。なぁ、おもいっきし分厚く切ってもいい?」
「勿論。自立するぐらい厚く切ってあげる」
「うはー・・サイコー!」
はじける笑顔にこっちまでつい笑ってしまう
翔くんは時々 無邪気な腕白坊主みたいになる
そこがまた可愛くてたまんないんだけど
カッコよかったり可愛かったり
理知的だったり無邪気だったり
ホントに一粒で何度も美味しい人だよ
