
5色の星☆アソート
第70章 My sweet honey SM3 翔
ショコ潤、なんて言葉が流行った頃には
潤の甘い声や眼差しに触れる度
濃厚なチョコレートに包み込まれるような
妄想をして楽しんでいたけど
最近の俺は
粘度の高い蜂蜜の沼にどっぷりとハマりこみ
身動き取れないほどに
全身を捕らわれてるような気持ちになる
きっとこの沼からは 永遠に抜け出せないに違いない
それでもいい、
いや、それこそ望むところ
最新式のディルドとやらを投げ捨てた俺は
甘い誘いに応えるように
潤の最奥へと身を沈ませて行った
END
