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5色の星☆アソート

第10章 目覚めたら SN5 翔


5-4

話があちこち飛びながらも 俺はあの夜のことから今までの経過をなんとか話し終え、黙って聞いてくれた智くんの審判を待つ。


「翔ちゃん・・・」
「はい」

「オイラにも責任があるね」
「え?・・・何で?」

「あの夜のこと、ニノがしようとしたことの片棒担いだようなものだからね。」
「・・・智くん知ってたの?」

「勿論 ニノは何も言わなかったけど、自分一人で翔ちゃんを部屋に連れ帰ろうとしてたの
オイラが手伝うよ、って言っても断るし、あの後翔ちゃん真剣な顔して“全然記憶が無いんだけど、俺って飲んでる時からニノに迫ってた?”なんて聞いてくるし・・・あぁ、これはニノがついに行動に出たんだな、と・・・」


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