5色の星☆アソート
第11章 目覚めたら SN6 ニノ
翔ちゃんのこの張り切りよう・・・
今晩は徹夜になるかも知れない・・・
俺?
俺は大丈夫だよ、
でももう若くはない翔ちゃんのこと、少しでも寝かせてあげたいから・・・うん、ヤルならさっさと済ませよう。
そんな風に言う俺を小突いて
「お前なー・・・」
調子出てきたら小憎らしいな、さっきまであんなに可愛かったのに、なんてぶつぶつ言う。
これからは 憎まれ口も甘えた態度も 全部全部ぶつけていいんだね
嬉しくて、思わずふふっと口元を緩めながら 俺は自分から翔ちゃんにキスをした。
「お前・・・」
目を丸くして、赤らめた顔で俺を見つめる翔ちゃん。