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らいふ

第2章 彼の部屋

「何だよ急に!びっくりすんじゃん」

画面には普通のアニメが映っている。

「ごめん、何でもない……///」


治まらないウズウズで頭が真っ白になり始めた。

アソコだけじゃなく
目まで熱くなり、次第に涙が溢れてきた。


ハアァ……はぅ……


もうダメ。
ごまかしきれないよぅ。

翔はそんな私に背を向けアニメに夢中になっていた。

「翔…トイ、レ行って来るね?」


「ダメだよ」


「え?どして??」

テレビから視線を離しこっちを見る。


「今の美緒、弄りがいがあるからね!」

全部ばれてた!
そう思った。

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