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彼女たちのエロシチュ♡相手は同じ男ッ!?

第20章 栄子(30歳)VSマルサの男

社長室では十人以上の国税局員が
右往左往していて
その中の一人に声を掛けられた。


「秘書の柏木栄子さんですね。御足労
お掛けします。自分は国税局査察部の
辰巳と申します」

「……宜しくお願いします」


辰巳さんと挨拶を交わしていると
桧山社長が何気なく歩み寄り
「急で悪かったね」と
私に声を掛けながら
私が着用しているスーツのポケットに
何かを押し込んだ。


「……いいえ」


私は何気なくポケットの上から
その物体に触れてみる。


USBメモリーに間違いない。

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