テキストサイズ

Treasure of life

第6章 お気に召すまま

side M

「まつずん〜!まちゅずん〜」

『VS嵐』の収録が終わって楽屋に帰るところ…。

名前を呼ばれて振り返ると、智が後ろから追いかけてきて俺の腕に巻きついた。

「リーダー!俺(ずんの)飯尾さんじゃないんだけど…。で、何?」

「ありがと〜」

「え?」

「さっきだよ〜。『ウチのリーダー、カッコ良いでしょ。天才でしょ』って、林遣都くんに言ってくれて」

「そのことかぁ////でも本番中ハグ禁止ねっ!(付き合ってるの)バレちゃうから」

俺は智に腕を掴まれながら楽屋のドアを開けた。

「ほんと〜。楽屋もイチャつくの禁止〜」
ニノが言うと、
「大ちゃん、喜びが抑えきれなかったんだよね」
と、相葉くんがすかさずフォローに入った。

「ちょっとぐらい大丈夫だろ。ニノだって相葉ちゃんとイチャイチャしてんじゃん〜」

智は満面の笑みで答える。

ほんとにこの人は無自覚だから大変…(笑)。

そこが可愛いんだけどね。

「翔ちゃんは?岡田(V6岡田くん)とは順調?」

「櫻井、愛されすぎて困ってます(笑)」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ