
オオカミは淫らな仔羊に欲情す
第11章 ちょっとしたヤキモチ
竜二は自分で服を脱ぐのも、
絢音の服を脱がすのも、
もどかし気に絢音の上へ覆い被さっていった。
大きくしなやかな竜二の手の平で
髪を優しく漉くように撫でられ、
早くも絢音は目がとろんと潤んでいくのを感じ、
竜二を熱のこもった視線で見つめ返した。
そして、竜二の頬を両手で挟むように支えて
自分から竜二へ口付けた。
恭しく捧げるよう口付けられ、
竜二は固まったままになった。
伏せられた睫毛は長く、重ねられた唇は甘い。
あまりの心地よさに竜二は絢音の唇を貪るよう
深く唇を重ね返した。
「ふ……っ……」
角度を変えて何度も啄むと、薄っすら開いた
口の中に舌を差し入れ、小さくて甘い絢音の舌を
絡め取る。
絢音の舌と溢れそうになる唾液を
吸い取るよう、深く深く口付けた。
”あ――まただ……あたま、じんじんする……”
アルコールとタバコの残り香が、
また絢音をより一層麻痺させてゆく。
竜二の手が慣れた感じで絢音のブラの
ホックを外しにかかる。
そうしながら唇を首筋へ。
「ぁ――ふぁ……」
「やっぱりココ、弱いんだ」
舌先でしつこいぐらいソコを刺激する。
「は、ぁぅっ……」
思わず甘い声を発してしまった自分が恥ずかしくて、
絢音は両手で顔を覆った。
「何今さら照れてんだよ。顔、ちゃんと見せろ」
そう耳元で囁かれ、ついでに耳たぶを甘咬みされ
絢音はまたも小さな声を上げ体をピクンと
震えさせる。
「ホ~ラ、ちゃんとオレを見て?」
手首を捕まれ、顔を覆っていた両手を優しく
引き離された。
とっさに目を瞑ると、柔らかくて生温かい
竜二の唇が絢音の唇へ重なっていき ――
「ん……」
クラクラ ―― 絢音は甘く温かな目眩に
襲われた。
戸惑いで目を開いた絢音の視界の中で、
ど至近距離の竜二の大っきな瞳が優し気に
和らいだ。
絢音の服を脱がすのも、
もどかし気に絢音の上へ覆い被さっていった。
大きくしなやかな竜二の手の平で
髪を優しく漉くように撫でられ、
早くも絢音は目がとろんと潤んでいくのを感じ、
竜二を熱のこもった視線で見つめ返した。
そして、竜二の頬を両手で挟むように支えて
自分から竜二へ口付けた。
恭しく捧げるよう口付けられ、
竜二は固まったままになった。
伏せられた睫毛は長く、重ねられた唇は甘い。
あまりの心地よさに竜二は絢音の唇を貪るよう
深く唇を重ね返した。
「ふ……っ……」
角度を変えて何度も啄むと、薄っすら開いた
口の中に舌を差し入れ、小さくて甘い絢音の舌を
絡め取る。
絢音の舌と溢れそうになる唾液を
吸い取るよう、深く深く口付けた。
”あ――まただ……あたま、じんじんする……”
アルコールとタバコの残り香が、
また絢音をより一層麻痺させてゆく。
竜二の手が慣れた感じで絢音のブラの
ホックを外しにかかる。
そうしながら唇を首筋へ。
「ぁ――ふぁ……」
「やっぱりココ、弱いんだ」
舌先でしつこいぐらいソコを刺激する。
「は、ぁぅっ……」
思わず甘い声を発してしまった自分が恥ずかしくて、
絢音は両手で顔を覆った。
「何今さら照れてんだよ。顔、ちゃんと見せろ」
そう耳元で囁かれ、ついでに耳たぶを甘咬みされ
絢音はまたも小さな声を上げ体をピクンと
震えさせる。
「ホ~ラ、ちゃんとオレを見て?」
手首を捕まれ、顔を覆っていた両手を優しく
引き離された。
とっさに目を瞑ると、柔らかくて生温かい
竜二の唇が絢音の唇へ重なっていき ――
「ん……」
クラクラ ―― 絢音は甘く温かな目眩に
襲われた。
戸惑いで目を開いた絢音の視界の中で、
ど至近距離の竜二の大っきな瞳が優し気に
和らいだ。
