無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「……チッ。スキンの買い置きねぇや」

「……そのままで、きて」


　　耳まで顔を真赤にしながらも、大胆な言葉を吐く
　　絢音。


「お、お前　――　それ、反則だ……」

「へ？」


　　そう言われたって、何のコトやらさっぱり分からぬ
　　絢音はキョトンとした目で竜二を見返すだけ。

　　その絢音の手を竜二は自らの下半身の
　　昂ぶりの所へ導いた。

　　瞬間、絢音はハッと息を詰め、更に顔を
　　赤らめた。


「しゃぶってくれる？」

「……」
　　

　　今度は絢音が竜二を組み敷いた。

　　そして、ゆっくり竜二の上半身を裸にし、
　　首筋・鎖骨・厚い胸板・ツンと勃ち上がり
　　かけている胸の突起・脇腹、目につく所
　　全てに数多のキスを降らせていく。


「あ――ん……はぁ……あ、やぁ、……」

「きもちい？」

「あぁ、最高……」


　　上だけではなく、下半身を覆っていた
　　スラックスと下着も絢音によって
　　あっという間に脱がされ、
　　間髪をいれず竜二の秘所は
　　温かい粘膜状の所へ包まれた。


「わぉっ、――　あぅ……」

「ひもひい？　しゅーじ（気持ちい？　しゅーじ）」


　　もう、竜二の口からは切な気な吐息と、
　　時折漏れる喘ぎしか出てこない。

　　口一杯に竜二を頬張り、熱のこもった上目遣いで
　　竜二を見上げる絢音は、愛されフェロモン
　　駄々漏れ状態。


「ちょ、と待てっ、そのカオも反則だろ？　
　エロすぎるぞ、あや……」

「フフフ　――　竜二、すっごく固くなってきた……」
　
「……おいコラ、このオレ様を煽った責任は
　きっちり取ってもらうからな、覚悟しろよ……」