こんな日は抱いて欲しい
第12章 無敵のモリマン伝説?
「感動ついでに、私、そろそろ帰るわね。
これからデートなの♡」
「デート!?」
「うんうん。彼氏が仕事終わったらしいからさ〜」
「早穂さん、彼氏居たんだ!?」
「あっ、居なそうに見えた?」
「いえ、そういう意味じゃなくて、もしかすると先生と付き合ってるんじゃないかってさっきまで思っていたんです」
「あっ、誤解してたんだぁ〜
ないない。在り得ませんから〜♡」
「早穂ちゃんは彼氏さんオンリーですからね。
僕には目もくれません。
ただ、彼氏さんと結婚後は僕のアシスタントになって頂く予定なんです」
「そそ。
借金も完済の目処もついたし、イメクラ卒業して、彼氏を安心させてあげないとね〜
だから、今は漫画家のアシスタント修行中なんだよ〜
お店も来月で辞めるし〜、私は晴れて好きな男の為にだけ股を開く人生をスタートさせんの。
あっ♡そんな事言ったら、益々疼く〜
早く彼に会いたい〜♡」