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こんな日は抱いて欲しい

第4章 真由子、フィバー?


 
 さっきまでのエッチ妄想が一気にぶっ飛ぶほど、やっぱ、瑛太はイケメン。
翔君とエッチしなくて良かった〜
過去を穢して、未来を歩くなんて事、やっぱ出来ないしぃ〜
道を外さなくて良かった〜
ビッチな極み乙女にならないで良かったよ〜

 あっ、間抜けなオチは、私だけヤる気満々だったと言う事か…。
ビッチになる素質もなくて、ごめんね〜ごめんね〜

 チキショーめ!今に見てろよ!
 
 さて、ラウンドも落ち着いたし、今のうちにトイレにでも行こう。
夢中になりすぎて、膀胱パンパンだしぃ〜


 瑛太、どこにいるのかな?
ワイシャツに黒ベスト&パンツの制服は、細身の瑛太に良く似合う。
茶髪ロン毛から癖を活かしたミディアムな感じになって、髪の色も清潔感のあるアッシュグレージュ系にしているところは、や・は・り、自分の魅せ方を知り過ぎた男、プロフェッショナルな、瑛太の美的センス。
 
 彼女だった頃、瑛太は私の自慢だった。
ニートじゃなかったら、結婚したかったな〜




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