幸せの欠片
第13章 想いが繋がる瞬間
訳の分からない快感に頭が真っ白になった
強すぎるそれに
「かず…、もう3本入ってる」
相葉さんに言われるまで、自分のそこがそんなに飲み込んでしまっている事に気付かなかった
「うそ…っ」
「嘘じゃない、飲み込んで、纏わりついてる」
そう言われてしまえば、嫌でも意識がそこに集中してしまう
女じゃないのに、そんな場所で感じてしまっていると言う事実を突き付けられれば
正気でなんていられなくなる
「嬉しい…」
空いた手が頬を撫でた
「え…」
「かずが気持ち良くなってくの、嬉しい」
目を細めた相葉さんが俺を見つめた
「あいば、さん…」
快感に震える手を何とか伸ばし、頬に置かれた相葉さんのそれに重ね合わせる
「どうしよう…」
「かず…?」
「なんか、おかしい。…こんなの、変だ」
中に入っている指を無意識に締め付けて、身体が跳ねた
「どうしたの」
中の刺激に、涙が溢れる
「…何で、俺まで嬉しいなんて、思うんだろう。…相葉さんの言葉が、嬉しいとか」
おかしいよね、こんなの